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カンジダを引き起こしてしまう原因は、実はカビの一種によるものって本当?

デリケートゾーンに関して一番多いトラブルはかゆみですが、女性なら誰でも一度は経験する可能性があるのがカンジダ症です。カンジダ症はカビの一種が原因で、75パーセントの女性が生涯で一度はかかるとされています。10?30%の女性には膣内にカンジダ菌が常在しているので、風邪や睡眠不足により体調が悪くなったときや、免疫力が低下したときに発症する可能性が高くなります。これは日和見感染症といい、発症誘因がはっきりしていることもあり、抗生物質を内服した後に発症することです。そのほかには妊娠や糖尿病・放射線療法や化学療法・通気性が悪い衣類や下着の着用が発症の原因になります。

特に糖尿病患者の尿には糖分を多く含んでいるので、カンジダが陰部へ繁殖しやすい状態です。かゆみを強く引き起こし糖尿病の新しい薬が大量の糖分を尿中へ排出するので、カンジダ膣外陰炎症を起こしやすくします。診断は病原菌を検出するだけではなく、陰部の強烈なかゆみやヒリヒリ感・酒粕やカッテージチーズ状のおりものなどがあるかを確認していきます。特に婦人科の専門医はカンジダ菌以外での原因を鑑別することがあり、診断を開始しますが初経後におりものが増える排卵期や生理中の経血によって起こるムレが原因です。雑菌が繁殖しかゆみを引き起こしますし、ナプキンによってかぶれるケースも見られます。

陰部を不衛生にしていることや下着が刺激になり、カンジダ症の引き金になることもあるので注意が必要です。女性の閉経後は女性ホルモンが低下するため、膣内のデーテルラインが減り膣内の感染症も起こしやすくなります。女性ホルモンが低下することで慢性の炎症が持続しますし、これにより膣の粘膜が萎縮するため頻度が高くなる可能性があります。稀に高齢の女性では尿漏れがあるときに使用する、尿漏れパッドが原因でかぶれることもあります。カンジダ膣炎の治療は必要に応じて、膣内の洗浄や抗真菌剤とされる膣錠を使用しますが、陰部には塗り薬を塗布しますし、一般的に1週間ほどで治ります。

日頃から陰部を清潔にすることが大切ですが、通気性の良い下着を身につけ、おりものシートや生理用ナプキン・尿漏れパッドはこまめに取り替えることが大切です。これにより菌の繁殖が抑えられますし、弱酸性の低刺激でデリケートゾーン専用のシャンプーを使うようにします。慢性的に炎症を起こしている場合は、外陰ガンなど悪性疾患の可能性が高まるので専門医へ相談することが大切です。

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